こんにちは☺
管理栄養士の山本です。
今回はカルシウムについて。
カルシウムの役割って何でしょうか。
骨や歯を作る!と聞こえてきます!
もちろん正解!
ですが、実はそれだけではない重要な役割をしています。
▷▶︎▷体内カルシウムの役割
体内カルシウムの内、99%が骨や歯に存在しているのですが、残りの1%はどこに存在しているかご存知ですか☺
正解は血液や筋肉などの細胞に存在しています。
筋肉の収縮(体を動かす、サッカーをする)や
神経伝達(脳とやり取り)、
血液凝固作用の促進(ケガをした際の止血)など
残りの1%のカルシウムは体の中でとてつもない働きに関わっているのです。
その1%の働きが優先されるため、カルシウムが不足していると骨や歯から補充されることになります。
カルシウムの不足は背が伸びないってことではなく、骨や歯を必然的に削ってしまうことになるのです。
つまり、骨が弱くなって相手選手と接触した際に骨折などのケガをしやすくなるということです。
▷▶︎▷カルシウムはいつまで摂る?
成長期のときに牛乳をやたらと飲むまたは頑張って飲んでいる選手も多いと思いますが、成長期だけに限らず、高校生や大人になってもカルシウムは不足しないよう摂らなければいけません。
しかし、なぜ牛乳ばかりがカルシウム摂取にすすめられるのかというと、牛乳のカルシウムは他の食品に含まれるカルシウムよりも吸収率がいいためです。
しかし、小魚や緑黄色野菜などにもカルシウムは含まれていますので色々な食品から摂ることを心がけて下さいね。
▷▶︎▷まとめ
カルシウムの役割、なんとなくご理解出来たでしょうか☺
不足は背が伸びないことではなく、
骨を削ってしまうということ。
牛乳嫌いな選手はちょっぴり大変かもしれませんが、しっかり補うようにしていきましょう。
中学生男子は目指せ1日1000mg!
(牛乳コップ約5杯分)
コップ5杯は脂肪の摂りすぎに繋がりますので、小魚や干しエビ、小松菜など緑黄色野菜からも意識して摂るようにしましょうね☺
干しエビと小松菜は
もはやサッカー選手の常備食😎!!