こんにちは😊
管理栄養士の山本です。
今回はちょっぴり栄養素のお勉強!
ミネラルの1種である
マグネシウムについてです。
👉👉👉マグネシウムって何?
マグネシウムとは体内でカルシウムと拮抗して働いている栄養素です。
成長期のアスリートにとってカルシウムは大事な栄養素のひとつですが、そのカルシウムとバランスをとるように働いているのがマグネシウムなんです。
主な働きは
・骨や歯の成長を助ける
・からだの中で酵素の働きを助ける
・カルシウムと一緒に筋肉の収縮に関わる
(カルシウムも歯や骨になるだけではない!?)
といった働きをしています。
マグネシウムが不足すると筋肉のけいれんを起こす要因にもなるんです。
そのため、市販のスポーツ飲料には糖分や塩分に加えてカルシウムやマグネシウムも含まれているんですよ☺
ちなみにこちらスポーツ飲料の代表格アクエリアスの栄養成分です。
糖質や塩分に加え、マグネシウムも含まれていますね✨
ぜひお手元にあるスポーツ飲料の栄養表示をチェックしてみて下さいね
👉👉👉カルシウムとマグネシウムのバランス
背を伸ばすため、骨を丈夫にするためと
カルシウム(牛乳)ばかり摂っていませんか?
実は牛乳にはカルシウムはたくさん含まれていますがマグネシウムはあまり含まれていません。
こちらは牛乳の栄養成分。
カルシウムの量に対してマグネシウムの量は1/10くらいです。
また、栄養豊富な牛乳ですが、脂質も多いことを忘れずに🥲
カルシウムとマグネシウムは体内でバランスをとって働きます。
そのため、カルシウムばかりを極端に摂取しているとカルシウムが骨から溶け出す(カルシウムパラドックス)という現象が起こることがあります。
カルシウムとマグネシウムのバランスは
大人が2:1
小学生〜中学生の子どもは3〜4:1
といわれています。
そのため、牛乳など乳製品だけではなく、マグネシウムが豊富な食品も意識してくださいね🪸
玄米、キヌアなど精製されていない穀類
きなこ、納豆、木綿豆腐など大豆製品
ほうれん草、わかめ、ひじきなど
ごま、アーモンドなどナッツ類
バナナなど
多く含まれていますよ〜
意外と身近な食品にしっかりと含まれているので、バランスよく食事がとれていれば
マグネシウムもしっかり摂れています☺
カルシウムだけでなく
マグネシウムも大切ということも
覚えておいてくださいね✨